会社概要

理事長ご挨拶

理事長 村上 堯

2019年4月1日

一般社団法人日本卸電力取引所

理事長 村上 堯

   一般社団法人日本卸電力取引所は、電気事業法第97条第1項に基づく指定を受けた卸電力取引所です。現物の電気の売却先を探している事業者(発電事業者)と電気の需要を満たすために電気を調達したい事業者(小売事業者)の間で、翌日渡しの電気の売買を行う1日前市場(スポット市場)及び実需給の1時間前まで調整的な取引ができる時間前市場(1時間前市場)などを開設し取引機会を提供しています。中でも、スポット市場の取引価格は、指標性のある価格として電気事業の発展に資することが期待されています。

   スポット市場の2018年度取引量は約2086億キロワット時となり、前年度比3倍を超える拡大となりました。これは全国販売電気量の約四分の一が当取引所を経由していることを意味します。主たる要因は、旧一般電気事業者によるグロスビディング(社内取引を一部市場経由化するもの)の取り組みがあげられるほか、昨年10月から電気のネットワークの利用ルールが変更(間接オークションの導入)になったことです。同時に、電気小売事業に新たに参入した事業者のビジネスが拡大して、販売する電気の調達需要が増加していることも挙げられます。小売事業者の中では、当取引所の市場価格を参照した料金表を提供するなど、市場価格の利用が広がりつつあります。
   また、昨年、非化石エネルギー源に由来する電気の非化石電源としての価値を取引する市場(非化石価値取引市場)を開設しました。地球温暖化問題への取り組みが高まりを見せる中、この市場取引がこれから積極的に活用されることが期待されます。

   こうした状況の下で、当取引所としては、取引所機能やサービスの拡充に努めて、取引参加者の利便性を増すとともに、取引所の運営をより堅確なものにするよう取り組んでまいります。中でも、市場取引の監視活動や情報発信・広報活動に工夫を凝らしてまいります。

   今後とも、取引参加者の皆様をはじめといたしましてご関係の皆様のご指導とご支援をよろしくお願い申し上げます。

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